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「第8回ガンホーオフラインミーティング」資料 - 事前質問と弊社見解 - エミル・クロニクル・オンラインに関するご質問

2008.07.10


ゲーム内に関するご質問

ご質問内容 No.17
開発室のバランス調整、修正予定などは開発スタッフが実際に体験し、調整や修正が必要だと感じられた場合にするものなのでしょうか? もしくは送られてきた要望など、何らかのスレッド内に書き込まれた物を参考にして執り行うといったこともされているのでしょうか?
弊社見解
バランス調整など、ゲームシステムの修正を行う際は、開発スタッフによるゲームプレイ体験もさることながら、皆さんのプレイ状況のデータを分析するなど、客観的な情報も元に判断させていただいています。 もちろん皆さんから頂いたご意見やご提案、ECOに関するインターネット上の情報なども参考にさせていただいて、最終的にはゲームの今後の展開も視野に入れた上で、運営チームで判断させていただいています。

ご質問内容 No.18
ここ最近のシステム導入についての質問です。 所謂、ドミニオン界でPvPシステムが導入されユーザーがなじめないという理由で改良したと一部記事にて拝読させていただきました。また、近日「わんぱくアイテム」と称したアイテム課金が開始されております。これもまたユーザーが今までゲーム内通貨で可能だったことを現実通貨を支払ってまでやる必要性があるかどうか疑問視されております。本件のアナウンス後、残念ながらゲーム内人口が減っているように思います。このようなユーザーに疑念、誤解を招くようなシステムというのは、ハートフルオンラインRPGと銘打つ作品には不向きと考えます。この点に関して御社のお考えと、今後ユーザーがなじめないようなシステムだった場合、具体的にどうするのか、お聞かせください。
弊社見解
ドミニオン界のPvPシステム導入にあたっては、ドミニオン世界の状況、次元転生の背景、またそこで発生するPvPの必要性について、十分にユーザーの皆様にお伝えできないまま実装し、多くのユーザー様にご心配をお掛けし、誤解を招く結果となりましたことをお詫びいたします。また、「わんぱくアイテム」は、ゲーム内の利便性を高めるアイテムとして、ユーザー様のゲームプレイの選択肢の一つとして、試験的な意味合いも含めて、ご提供させていただきましたが、こちらも導入にいたる経緯の案内が十分でなかったため、誤解を招く結果となりまして申し訳ございませんでした。

新しいゲームシステムやサービスについては、導入経緯や必要性をご理解いただいた上で、ユーザーの皆様が求めるものと大きくかけ離れている場合には、改善を加えながら皆様が楽しくご利用いただけるものにしていく予定です。
運営チームでは、ECOをサービス開始当初と変わらず「ハートフルオンラインRPG」と位置づけており、今後もこの方針に変更はありません。

ご質問内容 No.19
6月11日に「わんぱくアイテム」という課金アイテムを実装しましたが、期間限定とはいえ、なぜこのようなものを実装したのでしょか。
弊社見解
「わんぱくアイテム」はゲーム内の利便性を高めるアイテムとして、ユーザー様のゲームプレイの選択肢の一つとしてご提供しています。ECOは、現在のゲームシステムでも十分に楽しんでいただけますが、初心者やセカンドキャラクターなど新たにキャラクターを作成した時に成長を助けたり、ネットカフェなど時間に制限がある環境からプレイされている場合などに活用していただければと考えて導入いたしました。
期間限定で導入した理由としては、「わんぱくアイテム」が皆様のゲームプレイにどのような影響を与えるか、皆様にどのように受け入れられるかといったことを確認するため、データ調査を目的に導入したという意味合いもございます。 「わんぱくアイテム」を導入したことによる、ゲーム内の変化を調査・検討をした上で、今後の対応について改めてご案内をさせていただきたいと考えています。

まずは、「わんぱくアイテム」の導入にあたって、運営チームの説明が不十分であった点を深くお詫びいたします。
今回「わんぱくアイテム」販売を行った背景には、以下の課題に対応するための意味合いがあります。
・ゲームプレイ時間の違いにより発生するバランスの解消
・海外サービスと国内サービスの統一化
・料金体系の検討

■ゲームプレイ時間の違いにより発生するバランスの解消
ECOはプレイ時間の差によってバランスを損なわぬよう考えられてきたゲームですが、アップデートを重ねる度に更なるバランスの調整が求められるようになってきています。 今後のアップデートでもバランスの調整を計画していますが、プレイ時間差の解消や遊び方のバリエーションを増やすために、様々な考え方が必要になってきています。 わんぱくアイテムの導入については、「プラスαのサービスの拡充」の1つであり、ステータスやスキルリセット、クエストポイント追加等を別途販売に設定させていただいたのも、プレイ時間差の解消に対するデータ調査の 意味合いがあります。

■海外サービスと国内サービスの統一化
海外で展開されているECOのサービスについては、日本のサービスとは異なり、基本プレイ料金が無料となっています。 オンラインゲームの潮流として、海外ではアイテム課金が一般化されており、ECOのサービスもそれに合わせた改修が求められました。今後アップデートを進めていく中で、国内・海外を問わず全てのユーザーの皆様に公平なサービスを提供していくために、月額料金制度の利用、およびアイテム課金の両立を可能とするゲームシステムが必要となります。 今回の「わんぱくアイテム」の導入は料金形態のシステム改修に向けたデータ調査の意味合いがあります。

■料金体系の検討
現在、無料で始められるオンラインゲームが多く存在している中、ECOのように月額料金制度のオンラインゲームは、新しくECOをはじめようと考えられている皆さんには敷居が高いと感じられている調査結果があります。 また一方で定額で遊べるゲームだからこそ、魅力があると感じられている方がいらっしゃるのも事実です。 ECOのゲームとしての面白さを充実させることを最大限努力させていただくことももちろんですが、 多くの皆さんに遊んでいただくことで、より楽しみが増すオンラインゲームにとって、新しい仲間が参加しやすい環境を作ることも大切なサービスと考えています。その意味において運営チームとしては月額利用料の無料化も視野にいれつつ、今後の開発・サービスを行っていこうと考えています。

なお、「わんぱくアイテム」の販売は「データ調査のための試験的な実施」であり、販売継続も、「基本プレイ無料化」も現時点では決定事項ではなく、運営チームでの検討課題になっているという状況です。 今後の対応については、決定次第、順次お知らせしていきたいと考えています。

ご質問内容 No.20
オンラインゲームの特性上、緊急メンテナンスは仕方ないと思うのですが、それによってプレイヤーに生じた損害を補償しないのは何故でしょうか。30日1500円を払っているのに、そういった事がされないのは何故ですか?
弊社見解
オンラインサービスの特性上、突発的な接続障害や機器故障によりサービスが中断してしまうことは避けられないものでもあります。 そのため、突発的な接続障害等により発生した短時間のメンテナンスについては、申し訳ございませんが、補償等を行うことはございません。
しかしながら、不具合修正にお時間を要し、メンテナンスが長時間に亘る場合には、ユーザー様がプレイできなかった時間を考慮し、社内で設けている基準に基づき、プレイチケットなどを補償させていただいております。 今後、運営チームでは障害発生頻度が少なくなるよう、機器管理や監視体制の強化を行っていく予定です。

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不正行為・迷惑行為に関するご質問

ご質問内容 No.21
迷惑行為(狩場の独占、ボスの24時間粘着、MPK、ボス戦時、状態異常アイテムをわざと使って妨害する行為、スキルスリーセブンを使用してMOBを沸かないようにする行為)などをするプレイヤー(主に中国人プレイヤー)などを何故対処せずに野放しにしているのでしょうか。
同時起動や、自動操作等の各種不正ツール使用者が野放しになっているのはどうか? オープンで堂々とみずからの不正ツールの使用を公言し、初心者に対しその使用を推奨す る…という話も多々耳にする。 特定のMAPやダンジョンでは上記のチートプレイヤーばかりでフィールドが占有され、 ルールを遵守するプレイヤーが満足に遊ぶことが事実上不可能になっているのは運営側の望む状態なのか?  GMのパトロールや不正の取り締まりを強化して欲しい。
弊社見解
狩場を占有し続けるなど、間接的に他ユーザー様に影響を与える行為は運営チームでも問題視しております。 ゲームシステムの悪用に対しては、ゲームシステムを改修することで対応することを考えております。 迷惑行為に関しましては、運営チームにて非常に悪質な行為であると判断し証拠を押さえられた場合には対象ユーザーへ警告等の各種措置適用を実施しております。しかしながら、迷惑行為には様々な経緯が存在し、一面だけでは捉えきれない部分や、迷惑行為を証明できる証拠保全の困難さなどから、措置適用に至るケースはごく少数です。 運営チームといたしましても、ユーザーの皆様にルールを守って楽しくECOをプレイしていただくことを望んでおります。

ご質問内容 No.22
エミルクロニクルオンラインの不正行為等の取り締まりに関する質問です。
先日、ECO放送局でも取り上げられたチート行為等の不正行為、その他RMT業者等の取り締まりに関しての実態はどのようになっているのでしょうか。 具体的な調査手法等については、すでに御社サイトにて取り締まりの妨げになるとのご指摘がありますので割愛とし、この質問のご回答には、過去に行われた処遇内容やその基準、また、過去の月別件数などを参考としてご教示いただきたいと思います。
弊社見解
ECOではラグナロクオンラインで培ったノウハウを活かした不正対策があらかじめ施されている為、ラグナロクオンラインと比較して不正行為自体の件数は比較的小規模に抑えられています。現在までに確認されているチート行為につきましても開発元が日本にあり迅速な対応が可能なこと、また不正問題に対してはアカウント停止など厳しく処分を行っていることもあって、チート行為や不具合の不正利用があったとしても、ユーザー様が興味本位に実行せず自粛する傾向にあることなどから、被害が拡大する前に対応できているケースが多くを占めています。

しかし残念ではございますが、一部で不正行為が確認されており、チート行為や不具合を利用した悪意のある行為など、不正なゲームプレイが発生した場合は、不具合の修正を行うと共に不具合を利用して不正に入手したアイテムを回収するなど、個別の対応を行っています。また、「不正行為である」と判断する基準や対応方法が確立していないケースも存在しているため、基準の作成を順次対応していきます。なお、基準が確立していないものであっても、悪意のある運営妨害行為に類する行為に関しては、アカウント停止など厳粛な対応を行っています。

また、RMTの問題に関しては運営チームにてゲームデータの調査やRMT業者の取締調査を行なっておりますが、現時点におきましては、ガンホーゲームズのコンテンツの中において不正行為の問題が特に大きいコンテンツにのみ対応件数の告知を行なわせて頂いており、ECOでの定期的な対応措置件数を告知することは予定しておりません。

ご質問内容 No.23
他のサービス(ゲーム)内ではGM(ゲームマスター)が稀に巡回をおこなったり、イベントの際に登場し、ユーザーと一緒に盛り上げるようなことがありますが、ECO内ではそういったことが一度も見受けられなかったように感じます。 そういったゲーム内での運営者側の登場は今後あったりするものなのでしょうか?
弊社見解
現時点では、ゲームマスターによるキャストキャラクターが登場するイベントは企画されておりません。 今後、キャストキャラクターが参加して行うイベントが行われる可能性もありますが、全てのユーザー様がキャストキャラクターと一緒にイベントを行なうことは難しいと考えています。
そのため、運営チームでは多くの皆さんに参加していただけるイベントに重点をおいて企画していきたいと考えています。 今後も、なるべく多くの皆さんに参加していただけるイベントを目指し、より多彩なイベントが開催できるよう開発を進めていきます。