第7回<後編>
2012.10.16 UP

10周年を迎える『ラグナロクオンライン』その過去と未来を語る<後編>

ラグナロクオンライン

『ラグナロクオンライン』(所要時間28分)

主力オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」のサービス開始から10年。

ゲーム会社らしからぬイベントの実施や、マルチプラットフォーム展開。
今後の発展を率直に語ります。


 

ユーザー様の顔が、何かを期待している顔に変わってきたのはうれしかった。

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森下  : 様々なイベントを行いましたね。花火大会やゲームショウ出展、ラグナロ娘。をプロデュースしたり、本当にたくさんのことがありました。
飯野  : 「花火大会をやりたい」と言われた時は、どうしようかと思いました(笑)。でも、その話が出た時には、その年の花火大会のプランが決まり始めている時期で、1年越しで実現しました。
堀  : 「ラグナロクオンライン(以下、RO)」のモンスター「ポリン」の形をした花火をあげましたよね。
森下  : 花火職人のところまで行きましたし(笑)。
飯野  : 参加できる花火大会を探しにかなり地方をまわりました。
堀  : 他には、正式サービス以降、ユーザー様の反応が変わってきたことですね。βサービスから一緒にゲームを育ててもらって、最初はユーザー様もガンホーに対して不安な部分もあったかと思います。しかし、サービスから1~2年が過ぎた頃、イベントで集まるユーザー様の顔が、何かを期待している顔に変わってきたのはうれしかったですね。
森下  : イベントをやると、ユーザー様と握手して、「がんばってください」って言葉をもらったりしました。ご期待頂いている分、プレッシャーも感じつつでしたけど。
堀  : 逆に怒られたこともありました。ゲームに対するストレートなご意見をユーザー様から頂いて「すいません」みたいな(笑)
森下  : あとは、RWC(※)で日本チームが優勝した時も感動しました。負けたチームに挨拶に行くと、言葉にならないくらい悔しがっていて。こんなにゲームに夢中になってくれているのか、と強く感じました。
堀  : タイを中心に、他の国のチームが強くて日本が勝てない時期が続いていましたから。出場していたユーザー様も感動してくれたと思います。
※RWC(Ragnaok Online World Championship)とは、各国の予選を勝ち抜いた代表メンバーが集結し、世界一を決めるRO最大の大会。

PS®Vita向け「ラグナロク オデッセイ」の購入者は、ROを遊んだことない人が60%。

森下  : オリコンの顧客満足度ランキングでは5年連続で「プレイヤー数の多さ」部門で1位を獲得し、日本最大級のオンラインゲームであるということでは、RO神話は続いていますし、まだまだ発展を目指しています。
堀  : 発展と言えば、ここ2~3年では、スマートフォン向けやブラウザゲーム、PS®Vita向けなど、ROの世界が広がり、ユーザー様のすそ野も広がっていると言えます。
森下  : PS®Vita向け「ラグナロク オデッセイ」の購入者は、ROを遊んだことない人が60%もいて、RPGではなく、アクションゲームとしてROを遊んで頂いてます。また、続編に期待するユーザー様の声も届いており、非常にうれしいことです。
堀  : 韓国のRO開発者もRO関連のゲームは一通り遊んでいるんですが、「ラグナロク オデッセイ」だけは、「これは面白い」とずっと遊んでました。も尾本の開発者達がスピンオフ作品を面白いって言えるということは、同時にROの世界がさらに広がっていくことを実感できましたよね。

今後の10年、世代交代をしても新しい未来を作っていきたい。

森下  : 今後もROというブランドを大事にしていきたいですね。
飯野  : はい。オンラインゲームの寿命が疑問視される中、ROは10年続いてきました。これからまた次の10年を考えていきたいと思っています。誰もが想像していないような新しいことを考え、具現化していきたいですね。
堀  : 私は3年ほどROの開発元である韓国のGRAVITY社にいて、現地の開発メンバーとぶつかりながらも、日本市場への理解を求めると同時に、世界に向けての展開を考えてきました。これまでの経験をみんなに伝え、自分自身も新しいことにチャレンジしたいですね。
森下  : 10年・20年・30年と、自分の子供から孫へ、またひ孫へと続くゲームを作りたいと思ってきました。時代とともに移りゆく新しい端末や環境に伴い、変化することが必要です。開発チームには新しいモノへのチャレンジを続け、運営チームには次の時代の革新的なことを生み出していくことが必要だと思っています。今後の10年、世代交代をしても新しい未来を作っていきたいと考えています。

 

 

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